フライングマシーンの作り方&仕組みを徹底解説!!応用例もあるよ
どうも、fです。
今回、前書いたレッドストーンの質問を募集するという内容の記事↓
chaos-melt-down.hatenablog.com
に、スロさんがコメントを下さいました。
自走装置の作り方を教えてほしいとのことだったので、早速作ってきました。
まずわからない人のために、自走装置の解説を少し。
自走装置(フライングマシーン)とは、何もしなければ永遠に一方向に動き続けるというものです。
言葉で説明されてもわかりづらいと思うので、さっそく作り方を解説していきます。
〇横向きのフライングマシーン
まず、スライムブロックを浮かせて設置し、横に隣接するように粘着ピストンをくっつけます。
スライムブロックに向けて信号が入力されるように、オブザーバーを置きます。
一度補助ブロックを設置するといいでしょう。
そしたら、粘着ピストンが伸びたときくっつく場所に、
スライムブロックを設置し、
そこを基準として反対側にも同じものを作ります。
なんと、これで完成です。
片方のオブザーバーの正面にブロックアップデートを与えると、
フライングマシーンが動き出します。
フライングマシーンは、黒曜石やかまどなどの不動ブロックにぶつかるまで永遠に動き続けます。
そのため、終着点となるところにはオブザーバーを置いておきましょう。
横向きフライングマシーンの作り方解説は以上です。
〇縦向きのフライングマシーン
縦向きのは、こんな感じです。(雑)
いや、言うことないので...
それでは、いよいよ仕組みの解説に移りたいと思います。
仕組みがわからない人も、これを見て理解していただけると嬉しいです。
〇フライングマシーンの仕組み
横向きのフライングマシーンを上から見ると、
こんな感じです。
では、右下の方のオブザーバーにブロックアップデートを与えてみましょう。
すると、オブザーバーが一瞬だけ信号を出し、粘着ピストンが一瞬だけ伸びます。
そして、伸びた粘着ピストンは、もう一方の塊を引っ張ります。
そして、引っ張られた方の塊のオブザーバーがブロック更新を検知し、そちら側の粘着ピストンが一瞬だけ伸びます。
信号は一瞬だけなので引きはがしが発生し、押し出した方の塊はおいて行かれます。
そこでまた押し出されたオブザーバーがブロック更新を検知し、...というループが発生し、一方向に動き続けるのです。
因みに、最初に別の方のオブザーバーにブロック更新を検知させると、全く逆のことが起こって、逆方向に進みます。
〇自動農場に応用
あくまで一例ですが、カボチャとスイカに対応したフライングマシーン使用で低コストの自動農場の作り方を紹介します。
まず、このようにカボチャ畑(スイカ畑)を作ります。
その2列にホッパー付きトロッコを設置し、(地面に直接置けないので、一度レールを敷く必要があります。)
上に丸石の壁を設置します。
できたら、それをピストンでホッパー付きトロッコにぶっ刺します。
その上にスライムブロックを2つ設置し、それらがくっつくようにしてフライングマシーンを作ります。
ボタン一つで発進できるよう、装置を作ります。
ブロックアップデートなら何でもよいので、レッドストーントーチの信号反転やレッドストーンランプなどでも大丈夫ですが、私はピストンを使用しています。
黒曜石が置いてあるところは、何かしらの不動ブロックにしておいてください。
そして、畑の反対側には不動ブロックを使用し、自動で折り返す装置を作成します。
こんな感じです。
オブザーバーがフライングマシーンを検知し、上のピストンが伸びてフライングマシーンを反対向きに作動させます。
端っこにはホッパーを使用し、自動で回収できるようにしておきます。
これで完成です。
勘のいい人はわかるかもしれませんが、丸石の柵がカボチャ(スイカ)に当たってアイテム化させ、それをホッパー付きトロッコで回収するという仕組みです。
なので拡張する場合にも新しく必要になるものがなく、理論上は無限に拡張することができます。(実際には読み込み範囲などの問題あり)
従来のオブザーバーで成長を検知&ピストンでアイテム化だと、拡張するごとにものすごい量の資材が必要だったので、これは革新的ですね。
ただ、少し問題があって、たまにホッパー付きトロッコが置いてけぼりにされてしまうんですよね。
これに関してはたぶん対処のしようがないので、定期的にメンテナンスがいるかもですね。
はい、いかがだったでしょうか。
私もフライングマシーンは最近まであまり仕組みが分かっていなかったのですが、これを機に皆さんに興味を持っていただけたらと思います。
質問はまだまだ受け付けていますので、何かあればぜひどうぞ。
それでは。
<追記>
どうやらこれで300記事目みたいです。
ここまでこれたのもみなさんのおかげです。
これからも頑張っていくので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。